こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

80年代

前から気になっていた本を読んでみる。
一つは雑誌『80年代』(野草社)。

先生たちの対談記録で存在を知り、バックナンバーを取り寄せてみた。

編集委員には、
見田宗介保坂展人毛利子来島田裕巳、野本三吉、など
興味のある名前が並び、期待が膨らむ。

創刊号には

「新しい社会を希う人々の志が重なりあい、響きあう、
 そんな雑誌をつくりたい、
 (略)
 さあ新しい旅立ちだ、
 旅先で出会うまだ見ぬあなたに、
 あいさつを贈ろう」とある。

雑誌の各所から熱が感じられる。
そして、創刊日は1980年1月1日という。

僕の生まれる一週間前なのだ。

「まだ見ぬあなた」だった僕も80年代、90年代を
テクテク歩き30年。

いつか僕もまだ見ぬ誰かへ、あいさつを届けられたらいい。
もうちょっと読みすすめてみよう。


こんな表紙、
手作りの感じがあります。