こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

久しぶりの投稿にて

久しぶりの投稿です。最近のことをいくつか ・沖縄について 幼稚園の保護者との絵本の会にて、沖縄をテーマに僕と妻さんで話しました。 僕は沖縄の歴史を中心に、妻さんは沖縄と鎌倉の違いについて、話しました。 沖縄に暮らしていた方、お母さんが沖縄出身…

変化の時を生きながら

沖縄から妻子が戻り3週間が経ちました。本当にあっという間で、時間が無くなるとは、こういうことなのだと実感します。 自分の時間は自分のものだけではなくなりました。 そして、今日で平成は終わり。僕にとっては8歳から39歳まで、人生の前半がそのまま平…

拡大期を生きる

・年度末 今日で今年度の仕事は終わり。 僕の仕事は職員とタッグを組んで進めていくのだが、 職員の方は大体1年から2年で交代になる。 今年の方は1年で交代になってしまった。 一緒に他大学を訪問したり、細かな調整をしたり、この方の尽力で全学的に進める…

お水と卒業

・沖縄にて1か月ぶりに出会う双子は、すくすくと育っており、抱っこしたときに体幹がしっかりしたな、と感じるものでした。夜は以前に比べれば間隔が長くなりましたが授乳・ミルクがあり、僕が離れている時も沖縄ではこの生活が送られていることを再認識しま…

三月の日々

この間のことをいくつか ・朝のお勤め日の出が早くなり、寒さも緩んできた。早朝は季節の変化が分かりやすい時間だ。これから暖かくなり、暑くなっていくのだろうな。引き続き通えるようにしよう。 ・座り派ネイティブラジオにて、30代、40代男性の85%は座…

子どもと育つ

幼稚園では卒園を控え、様々な企画が持たれていますが先日は、卒園する保護者が一言話す機会に同席することが出来ました。 「優しい子どもに育ってくれた」「保護者同士の支え合いに本当に助けられた」などなど。 涙あり、笑いありの時間で、皆さん自分の言…

京都と池掃除

・京都にて京都でのシンポジウムに参加する。「日常の言葉は日常生活を語るためのもの構造化された困難を語るためには専門の言語や概念、そして仲間が必要だと感じた。だから私は大学で学んだ」と、ある障がいの当事者の方が仰っていたが、非常に納得した。 …

このあとは、あなたのおはなし 

最近のことをいくつか。 ・沖縄へ 子どもたちが生まれて1か月がたち、両親と沖縄を訪ねることができました。 いい機会なので、 長女を連れだし、僕ら家族と一泊することにしました。 長女にとっては、いつもと異なるメンバーでしたが、 終始ご機嫌で、歯磨き…

ハローツインズ

・法事 先日、父方祖母の1周忌と母方祖母の49日の法事がありました。 皆さんが集まり、いつも通りの感じですが、一つの区切りになるな、と思いました。 喪主であればなおのことでしょう。 その昔、息子さんを亡くされた方から 「時薬」という言葉を伺ったこ…

引っ越し

2011年より「はてなダイアリー」を使っていたのですが、 今月でサービス終了とのことで、更新が出来なくなってしまいました。 この度、「はてなブログ」へ引っ越すことになりました。 ブログを始めた当初は、沖縄を離れるまで、と思いながら続けていたのです…

おねえちゃん

おかげさまで妻子ともに無事退院し、鎌倉に戻ってきました。 この間のことをいくつか。・いい仕事 退院が近くなったころ、ある看護師さんから 「古波蔵先生ですよね、私お世話になりました」とお話がありました。 驚きましたが、僕が沖縄の大学にいた頃に社…

はじまりの日

一昨日、我が家に第2子、第3子がやってきました。 連絡を受けたときは葬儀の準備をしている時でした。そして、葬儀の途中に「無事誕生」の連絡あり。終えてから急いで空港へ。 「亡くなる人あれば、生まれる人もある、忘れられない葬儀になりました」 と檀家…

暮らしのノート

新年があけて、仕事も始まり、日常が戻ってきました。約5年前から毎月先生が出している個人通信の打ち込みを担当しているのですが、 今月、66号で一区切りにするとのことで、最後の打ち込みを行いました。この個人通信は先生がその時々に縁のある方々、100名…

燃えよ炎

あっという間に2018年が暮れていきそうだ。 今年は家族に様々な出来事があり、目まぐるしい1年だった。 それでも皆元気に新年を迎えられそうで、何よりのこと。来年はもう一歩前へすすむぞ。 どんなことも引き受けていこう。今年もお世話になりました。 来年…

沖縄での見聞き

クリスマス前後は沖縄で過ごしました。 その間のことをいくつか。・クリスマス 家族のクリスマスパーティにて 我が子はたくさんもらって、大喜びだった。 夕方には、ご近所さんがプレゼントを持ってきてくれる。 近所にもサンタがいるのだ。サンタは親だけで…

おいでおいで

この間のことをいくつか。・言われてなんぼ 昼休みに学生と雑談。 聴覚障がいと支援について研究している友達がいるとのこと。 「その人は男性?女性?」と僕が尋ねると 「男性・女性で判断するのは良くないですよー」と 間髪入れずに反応がある。えっと思っ…

仲よくしたらいいのよ

仕事中に姉から電話がある。 母方の祖母が体調を崩していたのでそういうことだろうな、と分かる電話だった。 98歳、大往生だ。母方の祖母は童心を持っている人で、遊びに行くと甘いものをよくくれた。流行りの場所にも連れて行ってくれるのだった。僕らの結…

自分の字があった

沖縄でのことをいくつか・ばあちゃん子 1か月ぶりに沖縄へ。わが子は相変わらず元気だが、義母についてまわり、 完全なおばあちゃん子になっていた。 眠るときも「ばあちゃんがいい」と言って、 義母の部屋、布団に潜り込んでいた。 部屋からは ごにょごにょ…

40近くなり

最近のことをいくつか・朝のお勤め 大きなお寺の朝のお勤めに通い初めて4か月がたつ。 通い始めたときは汗だくでやっていたが、 今は、キーンと冷えた空気になった。お寺にはこの空気が合う。細く長く、通い続けられるようにしよう。・幼稚園研修 父の代理で…

話す機会

・「心臓が…」 聴覚障がい関係のイベントで学生2名とお話をする。舞台裏で「心臓が、心臓が、、」と緊張の様子だったが、 舞台に立ってしまえば堂々としたもの。 内容も素晴らしく、多くの方が共感しながら聴いているようだった。「甥をこの大学に入れたくな…

沖縄にて

1か月ぶりに沖縄へ。 飛行機を降りると「古波蔵さん」と声をかけられる。後ろの席に、大学の運転手をなさっていた方が座っていた。 数年前に大学を退職し、時間を見つけて旅行をしているという。 次会えるのはいつだろうか、と思い握手で別れる。ショッピン…

学生と動きながら

・シンポジウム 年に1回の聴覚障がい学生支援シンポジウムに学生と参加しました。 夜のお疲れ様会では、他愛もない話からこれからの活動まで、 突っ込んで話すことができました。「古波蔵さんはこれから何したいですか?」と問われ 「一人ひとりが話す集まり…

柔らかくしていこう

・1か月ぶりの沖縄 わが子は元気に飛んだり跳ねたりしていたが、 それは家の中だけで、外ではお利口さんだった。 内と外が分かり始めると、大人の感じがする。帰り、飛行場近くまで送ってもらう。 バイバイをしようとすると 靴を履いて、帽子被って、カバン…

家族旅行と本との出会い

・久しぶりの家族旅行 幼い頃、夏休みは八ヶ岳へ行くことが家族の恒例行事だった。 旅行が近づくとワクワクしたものだ。 この度、何十年ぶりかに甲州信州へ、ということで赴くことになった。その昔は、父が運転し、母が助手席で案内をしていたが、 今回はぼ…

晩夏と初秋にて

もう後期がはじまる。夏休みも終わりそうだ。 夏休みのことをいくつか。・鎌倉を歩く 学生と鎌倉遠足へ。 当日は北鎌倉駅集合だったのだが、 藤沢駅から1時間半かけて歩いてきたという学生もいた。 「知らない街を歩くのは楽しかったですよ」と話していたが…

朝の時間

・ブランド考 「これ面白かった」と父が本をすすめてくる。 『マツダがBMWを超える日』(山崎 明 講談社α新書) という自動車メーカーのブランド戦略について書いた本だ。いわく、 ヨーロッパ車はプレミアムブランドを育てているが 日本車はブランドを育…

離れて暮らす

子育てのため、妻子がしばらく沖縄の実家にお世話になっている。 先日、1カ月ぶりの再会をしてきた。我が子は朝から夜まで、動き回っておしゃべりをしており、 こんなにも話したいこと、やりたいことがあるんだな、と感心するばかりだった。 小さな身体に、…

なり切ること

沖縄の大学にいた頃、 年齢が近かったこともあり、親しかった先生から連絡がある。今年1年は、サバティカル(研究休暇)を取って、 東南アジアに赴いているとのことだった。 民俗学関係を専門としていることもあるのだが、 受け入れ先は寺院であり、僧侶に付…

小さな世界

家の前の掃除をしていると、 外国人観光客ファミリーがわが家に興味を持ち また、僕にも興味を持ったのか、写真を撮らせてくれという。フランスから来たというので、 「ワールドカップ優勝おめでとう」と話したがおじさんは浮かない顔をして、 「守ってばか…

広島の北側

広島に来ると、どうしても駅北側の山に登りたくなる。 この山には仏舎利塔があるのだ。早朝に山に登り、お参りをする。 偶然、お寺の方にお会いすることができ、お話もできた。またどこかで会うだろう、と思いつつおいとまする。その後、京都でもう一つの用…