こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

燃えよ炎

あっという間に2018年が暮れていきそうだ。 今年は家族に様々な出来事があり、目まぐるしい1年だった。 それでも皆元気に新年を迎えられそうで、何よりのこと。来年はもう一歩前へすすむぞ。 どんなことも引き受けていこう。今年もお世話になりました。 来年…

沖縄での見聞き

クリスマス前後は沖縄で過ごしました。 その間のことをいくつか。・クリスマス 家族のクリスマスパーティにて 我が子はたくさんもらって、大喜びだった。 夕方には、ご近所さんがプレゼントを持ってきてくれる。 近所にもサンタがいるのだ。サンタは親だけで…

おいでおいで

この間のことをいくつか。・言われてなんぼ 昼休みに学生と雑談。 聴覚障がいと支援について研究している友達がいるとのこと。 「その人は男性?女性?」と僕が尋ねると 「男性・女性で判断するのは良くないですよー」と 間髪入れずに反応がある。えっと思っ…

仲よくしたらいいのよ

仕事中に姉から電話がある。 母方の祖母が体調を崩していたのでそういうことだろうな、と分かる電話だった。 98歳、大往生だ。母方の祖母は童心を持っている人で、遊びに行くと甘いものをよくくれた。流行りの場所にも連れて行ってくれるのだった。僕らの結…

自分の字があった

沖縄でのことをいくつか・ばあちゃん子 1か月ぶりに沖縄へ。わが子は相変わらず元気だが、義母についてまわり、 完全なおばあちゃん子になっていた。 眠るときも「ばあちゃんがいい」と言って、 義母の部屋、布団に潜り込んでいた。 部屋からは ごにょごにょ…

40近くなり

最近のことをいくつか・朝のお勤め 大きなお寺の朝のお勤めに通い初めて4か月がたつ。 通い始めたときは汗だくでやっていたが、 今は、キーンと冷えた空気になった。お寺にはこの空気が合う。細く長く、通い続けられるようにしよう。・幼稚園研修 父の代理で…

話す機会

・「心臓が…」 聴覚障がい関係のイベントで学生2名とお話をする。舞台裏で「心臓が、心臓が、、」と緊張の様子だったが、 舞台に立ってしまえば堂々としたもの。 内容も素晴らしく、多くの方が共感しながら聴いているようだった。「甥をこの大学に入れたくな…

沖縄にて

1か月ぶりに沖縄へ。 飛行機を降りると「古波蔵さん」と声をかけられる。後ろの席に、大学の運転手をなさっていた方が座っていた。 数年前に大学を退職し、時間を見つけて旅行をしているという。 次会えるのはいつだろうか、と思い握手で別れる。ショッピン…

学生と動きながら

・シンポジウム 年に1回の聴覚障がい学生支援シンポジウムに学生と参加しました。 夜のお疲れ様会では、他愛もない話からこれからの活動まで、 突っ込んで話すことができました。「古波蔵さんはこれから何したいですか?」と問われ 「一人ひとりが話す集まり…

柔らかくしていこう

・1か月ぶりの沖縄 わが子は元気に飛んだり跳ねたりしていたが、 それは家の中だけで、外ではお利口さんだった。 内と外が分かり始めると、大人の感じがする。帰り、飛行場近くまで送ってもらう。 バイバイをしようとすると 靴を履いて、帽子被って、カバン…

家族旅行と本との出会い

・久しぶりの家族旅行 幼い頃、夏休みは八ヶ岳へ行くことが家族の恒例行事だった。 旅行が近づくとワクワクしたものだ。 この度、何十年ぶりかに甲州信州へ、ということで赴くことになった。その昔は、父が運転し、母が助手席で案内をしていたが、 今回はぼ…

晩夏と初秋にて

もう後期がはじまる。夏休みも終わりそうだ。 夏休みのことをいくつか。・鎌倉を歩く 学生と鎌倉遠足へ。 当日は北鎌倉駅集合だったのだが、 藤沢駅から1時間半かけて歩いてきたという学生もいた。 「知らない街を歩くのは楽しかったですよ」と話していたが…

朝の時間

・ブランド考 「これ面白かった」と父が本をすすめてくる。 『マツダがBMWを超える日』(山崎 明 講談社α新書) という自動車メーカーのブランド戦略について書いた本だ。いわく、 ヨーロッパ車はプレミアムブランドを育てているが 日本車はブランドを育…

離れて暮らす

子育てのため、妻子がしばらく沖縄の実家にお世話になっている。 先日、1カ月ぶりの再会をしてきた。我が子は朝から夜まで、動き回っておしゃべりをしており、 こんなにも話したいこと、やりたいことがあるんだな、と感心するばかりだった。 小さな身体に、…

なり切ること

沖縄の大学にいた頃、 年齢が近かったこともあり、親しかった先生から連絡がある。今年1年は、サバティカル(研究休暇)を取って、 東南アジアに赴いているとのことだった。 民俗学関係を専門としていることもあるのだが、 受け入れ先は寺院であり、僧侶に付…

小さな世界

家の前の掃除をしていると、 外国人観光客ファミリーがわが家に興味を持ち また、僕にも興味を持ったのか、写真を撮らせてくれという。フランスから来たというので、 「ワールドカップ優勝おめでとう」と話したがおじさんは浮かない顔をして、 「守ってばか…

広島の北側

広島に来ると、どうしても駅北側の山に登りたくなる。 この山には仏舎利塔があるのだ。早朝に山に登り、お参りをする。 偶然、お寺の方にお会いすることができ、お話もできた。またどこかで会うだろう、と思いつつおいとまする。その後、京都でもう一つの用…

ハチの一撃

・久しぶりの再会 大学生の頃お世話になった方に10数年ぶりに会う。 就職の時や、その後沖縄に行く時も励まして下さり、 沖縄にも来てくださったのだ。 先生にも会ってくれ、そのまま授業で話したことも思い出す。その後も世界各地でお仕事をしており、 お会…

深夜のコオロギ

深夜2時に目が覚める。 コオロギの大合唱だった。蝉の声はなし。 4時になると、ヒグラシの声がよく聴こえた。 しかし7時になると、アブラゼミの大合唱。暑い日々だが、一日のどこかに秋と晩夏が潜んでいる。 いつかは、彼らが主役の時が来るだろう。

にわとりの訪問?

最近のことをいくつか・こっこ 「今日こっこが来たよ」と妻さんが言う。 何のこと?ニワトリが来たのか、と思っていたが、 歌手のコッコさんがわが家に来たという。お義姉さんの友人がコッコさんと親しいらしい。 お義姉さんが、あのお寺を訪ねたらいい、と…

イヤなことはイヤ

夜のひと時、子どもの歯磨きをしてオムツを替えて、寝る準備をする。 昨日は、何かと理由を付けてイヤイヤと逃げ回る。僕らは早く寝させたいので、あの手この手で 着替えを促すが、どうにも埒が明かない。 最後は、強制的に服を着させる。しかし、我が子は憤…

訃報面より

ここ数日のことを ・子連れ出勤 先日の講座にて、閑話休題ということで 出勤時に子どもが一緒に行きたがって、、、と家庭の様子を話す。皆興味津々で聴いてくれ、 「全然かまわないですよ、一緒に来たらいいですよ」と同僚 「私もお世話したい」と学生。実際…

朝と夜のひととき

今日はいつもと異なるキャンパスで講習会があるため、 ゆっくり家を出ました。 朝ご飯を家族3人で食べ、子どもと遊んでから出発。家を出ようとすると 「一緒に行く!ヒドい!一緒に行く!」と子どもが懇願し 最後はナミダ、ナミダの別れとなりました。仕事場…

街に出る

地元の手話サークルに初めて顔を出す。 バス停までご近所さんとおしゃべりしながら歩き、 バスでは檀家さん3名に遭遇し、ご挨拶。 手話サークルでは、小学校の時の先生と思しき方がいらした。 話しかけられなかったが、次回話してみよう。帰りは、和菓子屋に…

働き盛り

最近のことを・徐々に広がる 支援技術の相談にてある大学を訪ねると、 「ここ数年で急に盛り上がっていますね」と僕の大学をほめて下さる。 これは嬉しかった。夏休みに勉強と交流をしましょう、と次につながる話になる。 大学に帰って、早速学生に伝えると …

アメフト問題

最近のことをいくつか・あじさい 自宅裏の斜面の草刈りを行い、アジサイの苗を植えている。 20以上は植えたが、果たしてどれくらい根付くか。 2,3年後に花が咲くかな。たのしみだ。毎日斜面に登って作業をしているので、 お隣さんも影響されたようで、斜面…

春の風物詩

・歓迎会にて 大学の新入生歓迎会に妻子と顔を出す。 我が子は大人気で、新入生以上に歓迎してもらう。 申し訳ないやら、うれしいやら。帰りの電車にて、 「昨年よりも手話ができる人が多くなったね。皆上手になっているね」と 妻さんの感想。これは嬉しかっ…

心に突き刺さるひと言なり

最近の我が子は 様々な言葉を覚えて、よく話す。これまでは、やりたくない時は 「○○ナイヨ」と言っていたが、「痛い」「寒い」「臭い」を駆使して、 断わり文句が言えるようになった。歯磨きが嫌な時 「痛い!痛い!」と言い 着替えが嫌な時は 「寒い!寒い…

序列2位

朝起きて、我が子のオムツを変えようとするも 「ママが、ママが、」とイヤイヤの様子。 ここ数週間、おむつを替えさせてくれない。既に同性介助が基本になっているのだろうか、と 冗談半分で妻さんに尋ねると 「我が子の中で、役割分担があるんじゃない」と…

夜の1時間

仕事から戻ってくると、子どもと妻さんが迎えてくれる。 平日に子どもと遊べるのは1時間弱。夜ご飯を食べながら、 「今日は誰に会ったの?」と尋ねるのが僕の日課。「じいじ会ったヨ」 「わんわん会ったヨ」 「とっち(友だち)会ったヨ」と熱心に応えてくれ…