こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

無我夢中の

あっという間に今年も終わりだ。 いくつかふり返ってみよう。仕事では、聴こえない学生のサポートに取り組みんだ。 多くの学生が集まり、和気あいあいの雰囲気をつくることが出来た。 これからさらに広がっていきそうな予感もある。 一つ一つの仕事を大切に…

慢心するべからず

・慢心 月一回程度、研修講師の機会を頂きます。 いつもは、妻さん相手にリハーサルをして本番に臨むのですが、 いつも話している内容だから、と リハーサルなしで話してみると、全然ダメ。言葉ばかりが多くなり、 時間が足りなくなり、 反応はよろしくない…

12月の日々

・引っ越し 沖縄から戻り1年半。そろそろ、ということで実家のすぐ近くに引っ越しました。 15年前に実家を出て広島、沖縄と各地に暮らし、戻ってきたわけですが、 帰る場所があるから、旅立つことが出来たんだなあ、と改めて。 この間、10回くらいは住民票が…

逃げ込み場所とぐったり妻

1、父子の生活 2日連続で妻さんに用事があり、僕が子守りをすることになる。 初日は近くの公園で遊んだり、スーパーに買い物に行ったりしているうちに 妻さんが帰宅、ホッと一息。2日目は、もうネタがないので実家に駆け込むことに。 家族が相手をしてく…

タマゴを温める

・小さな学び 先生から上映会のお誘いが届く。 戦後鎌倉のお寺につくられた「大学」、 鎌倉大學・鎌倉アカデミアの記録映画の上映があるという。先生と並んで映画鑑賞し、在りし日の鎌倉大學の雰囲気を味わうことができた。 地域の中に学びの場を、というの…

再会する

・ヒロトに会う 大学祭で賑やかなキャンパス。 ウロウロしていると、いろいろな学生から 「買ってください、見ていってください」と 声をかけられる。 2年前、この大学に来たときは親しい学生も皆無だったため、 眺めるだけの大学祭だった。知り合いがいると…

家を空ける

・大家族の風景 先日はお寺の行事があり無事に終了。夜は皆でご飯を食べる。 僕が幼い頃、お寺の行事の時は皆が集まり、ご馳走とともに 我が家では口にすることがなかった「炭酸飲料」が飲めるので、ワクワクするものだった。我が子もご機嫌でワーワー、キャ…

父と子ども

今日は久しぶりに何にもない休日。 ご飯を作ったり、買い物に行ったり、時々子どもとじゃれて遊んだり。 そんな折、「お父さんと遊ぶのはいいねー」と妻さんの一言。 当たり前のようなことだけど、 なぜそう思うのか、を尋ねると 「男の人を信頼できるように…

我が子の訴え

最近の我が子は、意思表示がはっきりしてきて、 嬉しいことも、悲しいことも、時には怒りも訴えてきます。今日は久しぶりに外出したのですが、 お腹が減っていたのか、眠たかったのか、ご機嫌斜めでした。歩いている時に座り込み、何かを訴えていました。 よ…

声高らかに

久しぶりにこの間のことを。・ワンワン 沖縄から義父母と義弟がやって来る。 にぎやかなひと時で、我が子も大興奮。 最近、動物絵本に興味を持ち、犬を「ワンワン」と話すようになったので、 動物園へ行くことにする。最初はキリンとご対面。 遠くのキリンを…

子育て と 縁の下

・子育て記1(ドンブリ姿) 食べる量が減っていた我が子も、良く食べるようになる。 先日はおつゆをゴクゴク、ドンブリを顔全体にくっつけて飲んでいた。 「美味しい」の姿が微笑ましく、嬉しかった。 自分が食べるよりも、人が食べてくれるほうが喜びは深…

秋が来て、ワンワンキャンキャン

朝起きると、涼しい風。 ああ季節が変わった、と感じた。 時は巡るのだ。最近の我が子は 何事も拒否し、ワンワン泣く。 世の中のあらゆることが気に入らない、 それも訳もなく、という感じだ。この子が大きくなったら、反抗期が強くあるのかな、 なんて想像…

夏を駆け抜けて

お盆が終わり、ほっと一息。 この間のことを。・檀家さん回り 朝から晩までバイクで走り回っていました。 お話を聴くことと時間内に回ることと、両立が課題。 僕がお手伝いを始めて10年以上になるのだが、 亡くなった方、体調を崩した方もおり、 時間の流れ…

それぞれの事情

8月6日 広島の原爆の日だ。 沖縄の大学でお世話になった方より これは古波蔵さんがやっていたことと通じるのでは、と記事を送ってくださった。広島に被爆体験を聴くバーがあるというのだ。 https://mainichi.jp/articles/20170719/k00/00e/040/319000c?fm=mn…

ノンストップ列車

・ご縁巡り 先日、ゲスト講師を招いての講演会を開催する。 お招きしたのは、不思議なご縁で父の友人となる。 お話もよかった。父に連絡すると 「おおそうか」と言っていたが、喜んでいたような。今から35年後、我が子が僕の友人を招いて講演会をやったとし…

日記子守唄

最近のことをいくつか1、沖縄へ 沖縄の大学にて講義のお話を頂く。 終了後、先生と知人と大衆的な食堂へ。 妻と子どももご一緒させてもらい、和やかな時間だった。 ぼくの原点はここにあり、だ。末永くお付き合いできれば。2、手話通訳講座 地域の手話通訳…

ヨガ漫画

ヨガ参加についての漫画の導入部分をすこし。自分たちで自分たちの「場」をつくるのが一番なのだろう。僕らの場合には「手話」も「文字」も必要なのだ。そして、様々な人を受け入れられるよう、大らかでフトコロ深くありたい。

昇華パートナーへ

障がい学生支援の全国大会に参加。 障がいによる困難に対して配慮を行うことは、大学や社会のスタンダードであり、 それがあることで当たり前の大学生活、社会生活が送れることを確認した。 そういう時代なのだ。翌日、妻さんのヨガ教室にお供する。手話通訳…

京都にて

全国シンポジウム参加のために京都へ。 何年ぶりだろうか、京都はワクワクする街だ。 歩けばお寺があり、小粋なお店がある。シンポジウムでは、 国の動向を知り、各大学の状況を伺う。 この分野は、学生の活動から始まっているためか 手弁当な感じというか、…

求められたり

最近の様子をいくつか。・ごはんの定番 夜ご飯を食べていると 子どもが、足もとをうろつき、手を高らかに 「にゃにゃにゃにゃ!」や 「きゃにゃぎゃにゃ!」と訴えている。これは何だろう?と 妻さんに尋ねると、 「あなたを求めているのよ」という。なるほ…

最近ことを

最近のことをいくつか。①お寺のこと ここ最近、よそのお寺の法要にお呼ばれすることが増えている。 脇役として出座し、それっぽく座っているのだが、 任されることで覚えていくもの。 もうちょっと、できるようになろう。②子どものこと 何名かの親戚から誕生…

筆頭責任者の二人

5月15日は、僕らの7回目の結婚記念日と 子どもの初めての誕生日でした。夜、誕生の時刻が近くなると、 一年前の写真や動画を観ながら 出産の思い出を話し合っていました。「生まれてすぐの時は、 まだこの世に慣れていない様子だったけど、 今はすっかり、こ…

大きくなりました

一歳の誕生日を前に、我が子は すっと立ち上がり、よろよろと2、3歩歩く。 なんとなんと、 初歩行のドラマはあっという間に終わってしまった。この一年、 首が座り、寝返りをうち、ハイハイが始まり、 つかまり立ちを経て、歩いてしまう。身体的には一通りで…

連休を終えて

連休にあれもやろうこれもやろうと いくつか計画を立てたのだが、終わってみると、 ほんの少ししかできなかった。それでも、 高校時代の友人を訪ね、 中学時代の友人に再会し、 沖縄の先生と卒業生が訪ねて下さった。明日からの励みにしよう。

もらう喜び、渡す喜び

沖縄では、写真が新聞社の賞を受賞し、表彰式へ。 受賞作と表彰式の様子が新聞に掲載されたため、 様々な方から連絡を頂く。子の成長と、僕らの様子を伝えられたかな。 これからも沖縄を訪ねるお話も頂き嬉かった。こちらに戻り、 我が子を子どもたちの遊び…

沖縄つながり

先日のこと、 かつて沖縄にてお経を教えてくれた方が 鎌倉を訪ねてくれた。当時、僕はほとんど読めなかったのだが、 一字一句、ゆっくり一緒に読んでくれ 少しずつ読めるようになったのだった。短い時間だったが、懐かしい気持ちで一緒に読めた。「応援して…

新年度に向けて

学生と他大学を訪問する。 お互いの大学から障がい学生が参加していたのも よかった。楽しい時間だった。 これから我々の活動が広がるだろう。帰り、学生より、 「こういう活動は中心となる人のカリスマ性が大きい。 古波蔵さんの存在は大きいですよ」、とい…

シルエット

子どもとじゃれて遊び、ちょっとトイレへ。 戻ろうとすると、こんなシルエットが。そこに立っていると入れないよ、 どいてちょうだい、倒しちゃうよ、 と言うも伝わらず。近づくことは原初のコミュニケーションなんだろう。 そこに、近代の扉が立ちはだかる…

南の島にて

半年ぶりに沖縄へまず、大学の卒業式へ。 「うわー古波蔵さん、なんでいるんですか 涙腺崩壊です」と卒業生。 これからも彼なりに活躍してほしいな。そして、妻さんの実家で一休み。 お姉さん夫妻が訪ねてくれ 「やばい、なんか涙が出てくる」と。帰りは空港…

口の不思議

最近の我が子は、気になるものは何でも口に入れてしまう。 先日は、ハイハイしながら 床に備え付けられているドアストッパーを神妙な面持ちで口に入れていた。食べようとしているわけでも ペロペロしているわけではないのだが、口に入れるのである。その物が…