こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

歩いて見えるもの

沖縄戦戦跡フィールドワークに参加する。
浦添から首里まで
約5キロの激戦地を歩くのだ。

歩けば1時間半だが、
当時は一進一退の激戦だったという。

道中、
遺骨収集をなさっている方のお話を伺う。
今でも年に100体の遺骨が出てくるという。

首里では、
首里城の地下にある日本軍壕入口にて
戦争体験者のお話を伺う。

15歳で鉄血勤皇隊に参加し、
友人先輩、たくさんの死を見たという。

市街地も観光地も戦跡の上、
これもまた沖縄。
悲しみの上に暮らしていることを
教えられる思いだった。

戦後70年、
体験者のお話を伺えるのもあと何年だろうか。


皆さんそれぞれのスタイルで参加。
家族連れもおり、和やかな雰囲気。

観光の方、散歩の方も立ち止まり耳を傾けていた。
ヒルもやってきた。