こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

誕生日の一日

誕生日の一日、
久しぶりに沖縄での仕事。

朝から晩まで目いっぱい、この感じが沖縄の仕事だ。
そして、授業はあと数回、最後の仕上げ、レポート報告に入る。

ある受講生は「母と私」をテーマに書き、
世代間連鎖についての考察。

最後、親とは
「宿題を与えてくれる存在」とまとめる。

報告を聴きながら、
親と、どうしても離れたい時がある一方で、
似たような道を歩んでしまうこともある、

なんと不思議な存在か、と思う。

もしかしたら、生きるとは、
親からもらった宿題を解くことの連続であり、
答えが見えるころ、人生の終わりも見えてくるのかもしれない。

僕も、親から「宿題」をもらい、
一方で、立ち向かえるくらいの「宝」ももらった一人。
共感するものだった。

36歳は「親」を考える時になりそうだ。