こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

抱っこの力

知人とお子さんがやってくる。
月齢は我が子とほぼ同じくらいだ。

少し慣れた頃、お互いに抱っこしよう、となり
子どもの交換となる。

これまで僕は友人の子どもたちを抱いてきたが、
ほぼほぼ、泣かれてきた。

しかし、この8カ月我が子に鍛えられ
抱っこ力は結構ついたのではないか、と自負していた。
寝かしつけはかなりできるようになったのだ。

早速、僕も抱かせてもらったのだが、
次第に違和感のある顔になり、お母さんを求めて泣いてしまった。
ああごめんなさい。

我が子の抱っこが上手になったわけであって
誰にでも通じる抱っこが出来るようになったわけではなかったのだ。
抱っことは普遍的なものではなく、
極めて個別的なものなのだろう。

大切な誰かと安心できる抱っこが、その子を育てるのだ。