こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

口の不思議

最近の我が子は、気になるものは何でも口に入れてしまう。
先日は、ハイハイしながら
床に備え付けられているドアストッパーを神妙な面持ちで口に入れていた。

食べようとしているわけでも
ペロペロしているわけではないのだが、口に入れるのである。

その物がどのようなものなのか、口で確かめているようで
口というのは
外の世界と私の世界をつなぐ、入り口のようなものなのだと気づく。

フロイトエリクソンはこの時期を
「口唇期」と呼ぶのだが、
まさに口と唇で世の中を認識する時期なのだろう。

私の世界に取り入れたくなるような、物や人に囲まれていて欲しいな、と思う。
心も身体も「食いしん坊」に育って欲しいのだ。