こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

金曜の夜

金曜は仕事が終わってから、大学院のゼミにお邪魔しています。

昨日は僕も報告させてもらいました。

来週木曜の講義「大学論」でお話しすることになったので
その事前報告みたいなものです。

修論を振り返り、
テーマであった障がい関係の活動からみえたもの

そして
大学の歴史と僕が関わった障がい関係の活動のつながり

さらには
そこに、僕の個人史がどのように関わっているのか、
お話しました。
まとめとして
僕は「当事者性」がキーになると考えたのです。

障がいに関わらず、一人一人が当事者として生きること
そんな気づきと自覚が大学のうちにできたらいい。

そのためには、異なる者との出会いが欠かせない。
だから、僕らはともに学ぶ。

そんなことを話しました。

その後、議論が盛り上がり、
先生曰く
「自らを考えるため(当事者性)の肝は、子ども時代であり、親ですよ」
「親との関係を改めて考えることで見えてきます」と。

また、
「自らの弱さを受け入れている人は、手を携えることができるんです」と。

僕も手を携えられる人になりたい。
大学ってそういうとこかもなあ、とも思いました。