先生を選ぶ
朝9時にチャイムが鳴る。
寺子屋の生徒が来ているということで、
僕らはあわてて部屋を片付けました。
今日は寺子屋の補講日、開始時間は10時半から。
でも、
「気合いが入って、張り切ってしまって、来てしまいました」と。
嬉しい悲鳴というのでしょうか、朝から賑やかな我が家になりました。
勉強時間が終わり、
「これからの寺子屋」についての話し合いに。
「先生を増やしてほしい」とAさん
「この前来た大学生は?手話が出来る人がいいなあ」とBさん
「お給料はどうしようか、
僕らはそんなにお金ないよ」とCさん
「みんなの笑顔を給料と思ってくれる人を探そうか」と僕。
子どもが先生を選べるって、ごく自然なことだけど、なかなかないこと
そんな学びの場になったらいいのだろうなあ。