こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

子どもの支え


妻さんは朝からソワソワしていました。
今日は、寺子屋に助成してくれている団体の方が
話し合いに来ることになっていたのです。


夜、話し合いの内容を妻さんから聞きました。

助成の一部を
4月から打ち切る旨を伝えられた、とのことでした。

妻さんは、仕方なく受け入れたらしいのですが、
モヤモヤが収まらず、最後に伝えました。

「聴こえる子どもが塾に通うのと、
 聴こえない子どもが寺子屋に通うのは
 似ているようで、意味は大きく違うのです。

 子どもたちにとって、大切な場所です
 特別助成を継続してください」と。

子どもの文章も見せながら、だったようです。

相手の方はしっかりと聞いてくださり
「なるほど、そうですね
 帰って、検討します」と言ってくださいました。

この言葉、妻さんが言っているようで、
実は、生徒達が妻さんに言わせたのではないか、と感じました。
リアリティーがあります。

いい方向になってくれたらいい。

寺子屋を見に来てくれたこと
一方的に決めるのではないところもいいなあと思いました。