こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

帰省のこと


先週末は高校、大学の友人の結婚式に参加、
高校と大学の同窓会気分で話が弾む。
共通体験がお互いの距離を縮めるのだろう、
楽しかった。


翌日、祖母に昔の話を聞かせてもらう。
戦争の体験に及び

「戦争なんて止めちゃえばいいと思ったけど、
 そんなこと言ったら怒られるから、言えなかったのよ」

初めて聞いたが、お祖母ちゃんも普通に戦争を体験しているんだなあ、
と今更ながらに思う。

妻さんのお祖母さんが話してくれた
沖縄の戦争体験とは異なるけど、世代共通のものだ。
女性の戦争体験も興味深いテーマになる。

帰省した時、昔話を少しずつ聞かせてもらおうと思う。
今年の宿題だ。


そして、夜には
一週間前に生まれたばかり、友人夫妻の赤ちゃんにご対面、
湯気が出ているようだった。
まさにホヤホヤ。
スヤスヤ寝ていた。


翌日、
飛行機から降りると
ゼミの同級生から4回の着信記録がある。

電話を掛けると
「古波蔵くんから電話があったから、先生に何かあったかと思ったのよ
 先生は変わりないのね、良かった―」とのこと。

僕の携帯の誤作動が引き起こしたものだったが、
温かい気持ちになった。


お互い気にかけながら、それぞれの街で暮らしているのだ。