気になっていた本
「困っているひと」(大野更紗さん)を読んだ。
大学院生の頃、難病に罹患した女性の体験記である。
医療や福祉の問題を的確に描き出しつつもユーモアもあり、
あっという間に読了。
読み終えて、難病の友人のことを思い出した。
僕らは知らないけども、たくさんの経験と思い、
やるせなさもあったのだろう、と。
厳しい体験をしつつも、書けない人が沢山いることも確かなこと。
切実な問題を痛感する。出発点はここだろう。
やはり、書くことは力だ。
そして、ネットをウロウロしていると、
この方と仲間の最近の活動「困ってるズ!」に出会った。
障がい、難病などで困っている人が自分の困り事を書いているのである。
「病や障害、ひとりきりで抱えるのは、ちょっとしんどい。
困ってること、ひとりで抱えないで話してほしい。
ひとりひとりの「ことば」、
困ってることばの、集う場所です。」(ネットの紹介文より)
興味深いので早速メルマガを登録。
こういう形のやり方は僕らの世代のやり方なのだろうか、とても近い感じがする。
興味のある方は以下をご参照ください。
「困ってるズ!」↓
http://watashinofukushi.com/?page_id=2945
「困っているひと」