こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

夕方と朝のこと


先日の夕方、
仕事帰り、自転車に乗ろうとすると
「古波蔵さーーん」と呼ぶ声
久しぶりに後輩と歩いて帰る。話題はお互いのこれからになる。

彼は、東京に興味があるようだった。

「古波蔵さんが気になることをやってください
 僕らはそれを応援するだけですから」と言ってくれる。

嬉しいことを言ってくれるなあと恐縮、
彼のこれからも応援しよう。


「驚くような夕暮れでした」


先日の朝、
妻さんが縛った本の束を見せてくれる。

彼女は常々言う
「本はいくらでも買っていい
 でも、読まない本は処分すること」と。

ごもっともなのだが、できないこと。

「じゃあ、ブックオフに持って行くからちょっと待って」と
言ってみるが、

「今ここでサヨナラしてください」と返される。

最後の悪あがきとして
縛られた本の中から2冊を救出し、残りはサヨナラをする。

こうして居住空間が保たれているということなのでしょう。


こっそり捨てようとしたが、



罪悪感から引き返し、「すてるからね」宣言。

お陰さまで別れの心づもりをすることができました。