夕方と朝のこと
先日の夕方、
仕事帰り、自転車に乗ろうとすると
「古波蔵さーーん」と呼ぶ声
久しぶりに後輩と歩いて帰る。話題はお互いのこれからになる。
彼は、東京に興味があるようだった。
「古波蔵さんが気になることをやってください
僕らはそれを応援するだけですから」と言ってくれる。
嬉しいことを言ってくれるなあと恐縮、
彼のこれからも応援しよう。
先日の朝、
妻さんが縛った本の束を見せてくれる。
彼女は常々言う
「本はいくらでも買っていい
でも、読まない本は処分すること」と。
ごもっともなのだが、できないこと。
「じゃあ、ブックオフに持って行くからちょっと待って」と
言ってみるが、
「今ここでサヨナラしてください」と返される。
最後の悪あがきとして
縛られた本の中から2冊を救出し、残りはサヨナラをする。
こうして居住空間が保たれているということなのでしょう。
こっそり捨てようとしたが、
お陰さまで別れの心づもりをすることができました。