生きる寺
お世話になっているお寺の先代さんの
年忌法要があり、お手伝いに行く。
そこのお寺は
様々な事情の方が共同生活をしていることもあり、
法要には過去に暮らしていた方々も全国各地から来ていた。
お斎の席である方とお話をする
「若い頃やんちゃし過ぎちゃって、鑑別所からここに来たんです
ここを卒業するときに
またいつでも来いって言ってくれたのが嬉しかったなあ
実の家族ですら、そんなこと言ってくれないんですが」とのこと。
そして
「若い頃につまずくと、
その後もつまずきやすいんです。
そんな時に
帰れる場所があるのは心強いんだよなあ」と話してくれる。
凛々しかったなあ。
まさに生きるお寺を感じるものでした。
青年期の問題も大きい。
そして、お寺は
生きる人、亡くなった人、すべてのものなんだなあ、と思うもの。