こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

ミミの一年


昼、年賀状を送った友人から

「ついに沖縄に家を買ったんですか
 正月からテンション高くなってお母さんにも言っちゃいましたよ」と言われる

何のことかわからなかったが
年賀状にゴキブリホイホイの写真とともに
「家を買う」と書いたことが誤解されたようだ。

正確には「(ゴキブリの)家を買う」だったのだが、、
紛らわしくてごめんなさい。

でも、
一大事のように捉えてくれてありがたかった。


夜は今年初めての授業。

早いものでもう終盤、
毎年のことだが、この時期になると受講生の誰かが話すことになる。

今年も名乗り出てくれて、よく話してくれた。

たくさんのことを考えさせられたが
「人に会うことは実は怖いことではないか」との言葉が響いた。

人に会う楽しさと、恐れ
内にこもることと、社会に出ること

人は様々な矛盾をはらみつつも、どうにかやっていくのだろう。
僕は強さより弱さを出せる人に共感する。

帰り際
モグリで来ていた学生から
「古波蔵さんは何歳ですか」との話があり、

「あすで三十三」と応える

意外、といった反応だったが、
みんな心得たもので、ハッピーバースデーを言ってくれる。

このまえ22だったのだが、
あっというまに33。

今日から三が並ぶ
ミミの一年だ。


正月の写真

蝋梅が咲く
香りがいい

お雑煮
朱が映える