こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

広島連れ回し


この連休は広島へ。

以前、広島に住んでいたので
いつか妻さんと訪ねたい
彼女を広島の友人に紹介したい、と思っており、
思い切って飛んでしまいました。


・32年のお店
着いてすぐ、友人のご両親のお店へ。
「そろそろやめるかも」と伺っていたので
訪ねられてよかった。

「やめようか、やめようか、と言いつつも5年になったよ」とお父さん。

近年は自然体で続けているとのこと、
お店にも円熟期があるのだなあ、と思う。

こうなると
「やめる、続ける」というのも、あんまり決めるものでもないのかもしれない。
自然な流れで決まるのだろう。

「帰る、帰る、と言いつつ沖縄8年・・・」
自分のことのように聞いていました。


・新築友人宅
友人宅に3家族9名が集まる。
8年経つって、こういうことなのだなあ。
いまは家族が大きくなるとき、
人生で一番賑やかなひと時を歩んでいることを実感する。

みんないいパートナーに巡りあったのだ
僕も広島でいい仲間に巡り合えたなあ
穏やかな時間だった。


煙突のある御宅

それは、
サンタクロースのため



ではなくて

薪ストーブのため。

いつかは薪ストーブ


・御座候
広島駅に今川焼のお店があり
仕事帰り、行列が無いときに、
ちょちょっと寄って買っていたのです。

まだありました。

一人で並ぶのは気が引けたのですが
今回は妻さんを引き連れていたので、
堂々と並んで買えました。
甘党は一人でいるべからず。

見事に作ってくれます。
ここは甘党パラダイス


・古本屋
そういえば、広島の本をあまり持っていないなあ、と思い
古本屋で物色、
広島の近現代史の本と原爆関係の本をいくつか買う。
どれも読み応えがありました。
読んでみると、もっとこの街がみえてくるもの。

当たり前のことだけど、戦争と原爆抜きには語れない街であることが
よくわかる。


仏舎利塔
広島駅北口の山の上に仏舎利塔があり
日曜の夕方、よく散歩とお参りをしていました。

そこからは街が一望でき、

「60年前は何にもなかったんだよなあ、
 よくこんなに大きな街になったなあ、
 明日から1週間よろしく」と眺めていたものです。

ここも妻さんと行くつもりが、
さすがに妻さんはダウン。

これ以上連れ回すことは出来ません。
僕ひとりで行って、
写真を見てもらうことにしました。


広島の街と奥は海


そんなこんなで
広島大満足の旅、連れ回しの旅。

広島を二人で訪ねられてよかった。
僕は広島に育てられたんだなあ、と思いました。

広島から沖縄へ
偶然だけれども、
これもまた、考えるべきことがあるようにも思います。