こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

年度末こもごも

年度末の一日、とても慌ただしい。

一緒に障がい学生支援に取り組んだ後輩が異動になる。
勉強会の折、学生へメッセージを話してもらう。

「友達を大切にして欲しい
 あまり思いつめないで大丈夫、人生どうにかなるから」と。

彼らしい言葉だった。
学生の相談に付き合い、どんな仕事でもやっていた。
「信頼」こそ彼の持ち味。

次の部署でも活躍のことだろう。


そして
夕方に学長室へ顔を出す。
今日は先生の最後の一日でもあった。

「自然な流れですね
 何事も区切りがあるんだよなあ」とすっきりしたご様子。

挨拶に周るでもなく、
いつも通り一日を終えたという。

送るときは心を込めて
送られるときはさりげなく。

その昔、最期の迎え方について
「気づいたら居なくなっていた、というのがいいなあ」と
伺ったことがあるが

先生らしい去り方だなあ、と感じた。


本当にお疲れ様でした。お世話になりました。