年度末こもごも
年度末の一日、とても慌ただしい。
一緒に障がい学生支援に取り組んだ後輩が異動になる。
勉強会の折、学生へメッセージを話してもらう。
「友達を大切にして欲しい
あまり思いつめないで大丈夫、人生どうにかなるから」と。
彼らしい言葉だった。
学生の相談に付き合い、どんな仕事でもやっていた。
「信頼」こそ彼の持ち味。
次の部署でも活躍のことだろう。
そして
夕方に学長室へ顔を出す。
今日は先生の最後の一日でもあった。
「自然な流れですね
何事も区切りがあるんだよなあ」とすっきりしたご様子。
挨拶に周るでもなく、
いつも通り一日を終えたという。
送るときは心を込めて
送られるときはさりげなく。
その昔、最期の迎え方について
「気づいたら居なくなっていた、というのがいいなあ」と
伺ったことがあるが
先生らしい去り方だなあ、と感じた。
本当にお疲れ様でした。お世話になりました。