こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

結婚式と父

大学の後輩であり、同僚でもあった友人の
結婚式に参加する。

300人を超える賑やかな式、
カチャーシーでは舞台の上が「人の渦」になっていた。

さすがさすが、
元気いっぱいの人柄を感じるものだった。

そして、最後の挨拶。

新郎新婦ともに、早くに父を亡くしており
お互いがお父さんに話しかける。

「お父さんがカチャーシーを踊る姿を見たかった」
「今日はお父さんがいるんじゃないかな」と。

不思議と皆そんな気持ちになる。

帰り、最近父になった友人とお喋り。

「僕もしっかり育てるよ」と。

結婚式の形も様々ある
でも、誰かがいなくても、いるような気にさせてくれるのも
式の不思議な力。

こんなに沢山の仲間に囲まれて、
幸せな家庭になるだろうなあ、と感じた。