こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

お彼岸の話

あるお宅では、ご主人が真っ黒に日焼けしている。
朝夕、初老の男性ばかり10名が浜辺に集まっているという。

ある方が砂浜に「ハマユウ」を植え、
交代での水やりが始まり、
丸太の切り株ベンチが置かれ、
すっかり定着したとのこと。

「今日はお寺さんが来るから16時までに帰ってくるよう
 きつく言われました」とご主人。

宮沢賢治の童話
「虔十公園林」を思い出しました。
(ある男が植えた木の周りが子ども遊び場になる話です。)

また、
あるお宅では
駐車場でラジオ体操を始めたところ、
お隣さんが参加するようになり
向かいの方も
通りがかりの方も参加し、

5〜10名が毎日ラジオ体操をしているとのこと。

「住職も犬の散歩ついでに顔を出しますよ」と。

自然発生的な人の集まりっていいなあと思った。
浜辺も木もラジオ体操も、人が集まるためにあるのかもしれない。
人は集まりたいのだ。


家に戻ると、
こんな書置きがありました。

ツマサービスの心得。