こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

校長の記憶

ここ数日のこと

授業にて学生のお話を聴く
緊張すると言葉が出ないことについて。

僕も言葉を出すのは得意でないので共感して聴く。

「今日は聴いてくれてありがとうございました」とペコリ。

ここでは話せる、という時間と場所にしたい。


実家より電話。
就労体験の見回りで地元中学の校長がやってきたという。

「もしかして古波蔵くんのお母さん」ということで
盛り上がったという。

懐かしき中学生の頃の国語の先生だ。

「国語はダメダメ、走るくらいじゃないですか」と母。

「生徒会で活躍し
 修学旅行で歌いまくり
 体育祭でよく走っていましたよ」と校長。

生徒会なんて入ったことないし、
歌なんて滅相もない。
走っていたエピソードだけが真実。
でも覚えていてくれて嬉しかった。

「覚えている」というのは先生の大事な能力だろう。

現在の地元中学は
教頭がサッカー部の顧問、
校長が国語担当の先生だという。 

二人とも20年経ってどんなになっているだろうか。
訪ねてみたいものだ。