一人前考
「そだちの科学」(2016年4月号)の中に
「政治家のそだち」(小浜逸郎)という論考があった。
政治に関わる者、つまり、
多様な人の集団(共同体)の意思をまとめ、発展させる人にとって
何が大切かが書かれている。
基本的な能力として、
権力、知力、想像力、実行力 が重要だという。
また、これらを身につけるためには、
旺盛な勉学意欲と多様な人付き合いが求められ、
一人前として成熟するのは35〜40歳くらいだという。
僕にって沖縄に来たことは、
多様な人と付き合うことであり、
容易に解決できない社会問題を知る一方で
未来は変えられることを実感することであった。
そして、僕のいるところ、結構楽しい集まりが出来る、と
思えるようになった。
何かできるんじゃないかとも思える。
上記の論考では
「政治家」が本当に生き生きと活躍できる期間は短い、とも指摘している。
僕も「旬」を逃さぬよう、やっていこう。
「そだちの科学」(2016年4月号)の概要です。↓
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/latest/7.html
発達障がいを産業構造の変化など、文化社会的な背景から指摘する論考もあり、
重要な問題提起だと感じました。