こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

声高らかに

久しぶりにこの間のことを。

・ワンワン
沖縄から義父母と義弟がやって来る。
にぎやかなひと時で、我が子も大興奮。
最近、動物絵本に興味を持ち、犬を「ワンワン」と話すようになったので、
動物園へ行くことにする。

最初はキリンとご対面。
遠くのキリンを指さし、声高らかに「ワンワン」。
続いて、オカピとご対面。ここでも「ワンワン、ワンワン」。
チーターもサルも「ワンワン、ワンワン」。
一日中「ワンワン」の「ワンワン祭り」となる。

そして、家では僕のことを「パパ」と指さすようになる。
なんと妻さんのことも「パパ」と言うことがある。

不思議な気分だが
四足=ワンワン
親しい大人=パパ ということなのだろうか。

大きな概念から、小さな概念へ。
こうして物事を覚えていくのだろう。

皆が沖縄に帰り、再び親子三人の生活になる。
家族とは子育てのためにあるのだなあ、と感じる。
核家族は効率的な賃金労働のためにあるのだろう。
この両立が我々世代の難題なのだ。

・鎌倉遠足
親しい学生と江の島鎌倉を歩く。
これは、こちらの大学に来てから、いつかはやりたかったことだ。
寺社仏閣を参詣し、電車に乗って、ご飯を食べて
楽しいひと時だった。
最後は、我が寺院を案内する。

僕が出自を明らかにしていなかったため、
「古波蔵さん、勝手に入っていいのですか、大丈夫ですか」と
皆「???」だったが、事情を説明すると、
へーーそうなんですか、となる。

妻子も合流することが出来、何よりだった。
今度は私の地元を案内したい、という声もあり、
次の「遠足」につながりそうだ。
日常生活をも共にできる仲間でありたいのだ。

・最後のクラス会
12月に高校2年生のクラス会を行うことになる。
ここ2,3年で小学校、中学校のクラス会を行い、ついに高校のクラス会だ。
10代後半だった皆も、大人になり、それぞれの生活を送っているのだろうな。
先生も来てくれるというし、再会が楽しみだ。
私も元気にしています。