こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

タマゴを温める

・小さな学び
先生から上映会のお誘いが届く。
戦後鎌倉のお寺につくられた「大学」、
鎌倉大學・鎌倉アカデミアの記録映画の上映があるという。

先生と並んで映画鑑賞し、在りし日の鎌倉大學の雰囲気を味わうことができた。
地域の中に学びの場を、というのは先生が常々仰っていることであり、
僕も共感するところ。沖縄の大学もまさにその雰囲気があった。
暮らす地域で、小さな学びの場をつくっていきたいな。

寺子屋先生
妻さんが近所にて、顔なじみの聴こえない子どもとお母さんに会ったという。
いつもは他愛もない話をしているが、今日は進路や聴こえについての意見を求められたようだ。

「いつもはボーっとしているけど、
 この話になって、私も自分の顔が変わるのがわかった」という。

寺子屋先生の本領発揮、だったのだろう。
いつか、こちらも自然な形で再開したいね。

ゆっくりじっくり温めていきましょう。