こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

イヤなことはイヤ

夜のひと時、子どもの歯磨きをしてオムツを替えて、寝る準備をする。
昨日は、何かと理由を付けてイヤイヤと逃げ回る。

僕らは早く寝させたいので、あの手この手で
着替えを促すが、どうにも埒が明かない。
最後は、強制的に服を着させる。

しかし、我が子は憤懣やるかたなし、の様子。
「ダーメ!ダメ!」、「イヤだ!イヤだ!」と着させられた服を投げ捨て、
真っ赤な顔で大泣き。
私の尊厳が踏みにじられた!という感じだった。

その夜、僕は夢をみる。
かつての部活で、大人から叱責を受け、
部員一同が殴られていくのである。
そのなかで、僕は一生懸命殴られないように抵抗しているのである。

この夢は、我が子に影響されたものだろう。
僕の経験が形を変えて呼び起こされたのだ。


子育ては自分の過去を振り返る作業でもあるなぁと思う。
伸び伸びと過ごせる家庭、社会でありたい。
そして、イヤなことはイヤ!と言えるようにあってほしい。
親も試されるのだ。