こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

日常に出会う

この連休に、僕と妻さんは
沖縄を離れ、内地に向かいました。

一つは
友人の聴覚障がい団体の企画に参加するため

もう一つは
同じ修行道場だった友人のお寺を訪ねるため

友人のお寺の
ご近所に暮らしている修行道場での先生にも
お会いしました。

つまり、
非日常の特殊な空間で苦楽を共にした人の
日常に触れたわけです。

当たり前ですが
みなさん、「普通の」青年でした。

一方
僕も結婚し、妻と生活している普通の若者なのでした。

例えが適切か分かりませんが、

戦争から帰還し、
戦友や上官を訪ねると、
普通の農家の人だった、と。

そんなことも思いました。

みんな普通の人で、心優しいご家族がいて
育ったんだなあ

僕は、こっちが本当の姿であり、
こっちを大切にしたい、感じました。

そう考えると
非日常の経験って何のためにあるのだろうか、とも。

素晴らしい旅でした
たくさんのお話が出来ました。

旅は非日常であるけど、日常に出会うものであり
これからの関係を作るもの。

僕の日常もお見せすることが出来ました。

あっそうだ
いい旅は、日常を発見し
交換するものなのかもしれない。

(ちなみにですが、修行道場でもお二人とも
 心ある素晴らしい方でした)


朝食も温かかった。