こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

バスを逃して

昨日、最初の授業でした。

どうなるかなあ、と緊張しつつ
集まった学生5名ほど
もぐりの学生・卒業生5名ほど

こじんまりとした、和気あいあいの時間となりました。
最初なので、
授業計画とお互いの自己紹介とそれぞれの夏休み報告

僕は修行の報告を。
みんな、「そういう世界もあるんだねえ」と、
とても興味を持って聞いてくれました。

授業後の座談会にて
話は不思議な方向へ進み、
ある男子学生が
「死ぬことの恐怖って、死んだ状態が終わらないからだと思う」
「古波蔵さんはどう考えるのですか」と。

古波蔵
「生まれ変わりってことなのかなあ、、難しいねえ」と。

また、ある社会人学生は
「父を亡くし、考えているのですが、
 父が他のものに生まれ変わっているより、
 そのままでいてくれたほうが心が落ち着くんです」と。

一同、どちらも、なるほどー と思いつつ、
いい仲間とこれから半年、時間を共にできそうだ、と思うものでした。


その時
早くに、帰った学生が戻ってきました。

「目の前でバスを逃しちゃって、、、
 次のバスまで皆さんの話を聞かせてもらっていいですか」と。

バスの合間に、来てくれるって、いいなあ
とても嬉しくありました。

結局、
「次のバスも逃したらいけない」ということで
卒業生が、車で送ることになりました。

バスも逃してみるものですね
ちょっと立ち寄ってみるものですね

みんながいれば、思いもよらぬ何かが起こるのでありました。