こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

島を歩く

授業のことばかり書いていますが
昼は、研究所で他の仕事をしております。

県内の釣り事情調査です

そのため、
最近は、離島めぐりの日々であります。

先週は南大東島北大東島
昨日と今日は伊是名島伊平屋島

事前にアポを取っておいた人に
島の釣り事情を聞くのです。

紋切り型の言葉はよくないのですが
ボクトツとした方が多いんですね

最初はあまりお話ししないのですが
徐々に打ち解けてきて、
最後は島への思いを語る方が多いです。

例えば、
「太平洋の真ん中の島で、海の素晴らしさも怖さも体験してほしい、
 絶対他の島では体験できないから」と南大東島の方

また
「採りすぎたら、魚はいなくなるさあね
 ほどほどに、自分と近所で食べるだけ、採るくらいでないと
 父ちゃんが採りすぎたから、居なくなりましたって子どもに言えんさ」
伊是名島の方

ほどほどで暮らせるのがいいですね。

僕が
 島の外の人だから取っ付きにくいこともあるでしょう
しかし
 外の人だから、熱っぽく話してくれることもあると感じます。


さて、伊平屋島にて
インタビューが終り、フェリーまで1時間ありました。
これは、と思い、レンタルバイクを拝借
伊平屋島の名所
クマヤー洞窟へ行きました。

ちょっとなめていたんですが、良かったです。

全国各地にある
天岩戸伝説の舞台の一つ、と言われていたことも納得。

ここなら太陽神が引きこもり、
世界が真っ暗になってもいい。
ここだったら、すぐに出てきてくれそうだ、と思いました。

島には明るさも感じるのです。



(入口は狭く、しかし、中は広い
 そして一筋の光。何かを感じるものです)