お宅訪問
先日、授業で話してくれた学生の自宅にお邪魔しました。
参加したのは受講生と関係者6名、
車に乗り合い、一路彼の家へ。
お宅訪問の試みは初めてのことだったのですが、
大学で話を聞くことと
家で話を聞くことは違うだろう、
彼のことを知るためには、家での様子も知りたい、
ということで企画が進みました。
お母さんも「どうぞどうぞ」とのこと
温かく迎えて下さり、
色々なお話を聞くことが出来ました。
彼曰く、
「大学でも家でも、誰かの手伝いがないと
やりたいことができないのは変わらないんです」
「でも、大学では、車いすは目立つから
いつも誰かに見られている感じがして疲れるんです
家では落ち着きますよ」とのこと。
そうだよなあ、
サポートは、彼の生活のあらゆるところに必要であり、
その上で、
周りの目を気にしなくていい
落ち着くところが必要なんだなあ、と気づくものでした。
大学での様子はその人の一部分でしかない、
でも、そこにもすべてに通ずる大切なことがある。
集団家庭訪問のようで
お騒がせでしたが、とてもいい時間でした。
どうもありがとうございました。