こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

友の結婚

彼とはかれこれ15年以上の付き合い
たくさんの思い出もありますが
今回の結婚式が一番の思い出になりました。

僕にとってはお坊さんとしての初仕事でした。

特に考えたのが、お祝いの言葉
付き合いが長い分、いろいろ話したいこともある、
でも、いまいちしっくりこない。

こういう時に頼りにするのが妻さん。
一度、聞いてもらうのです。

妻さん曰く
「2分以内に抑えなさい、あれこれ話すのではなく、
 一つのことに絞って、心を込めて」と。

前日、妻さんからオッケーが出たのは5回目のリハーサルにて。
「もうこれで大丈夫」と安心して眠りました。

当日は
晴れ姿の二人と
懐かしい友人もやってきて、
それはそれは、心温まる集まりになりました。

結婚式もいいなあ
特に、二人がやりたい形、ともにしたい人とできるのがいい。

初仕事が結婚式というのも、幸せ者、
友人に感謝であります。

後日談ですが
友人曰く
「(結婚式の夜は)疲れていたのだけど、二人ともなかなか寝付けなくて」と。

分かります、その気持ち。僕らもそうだったのです。
あれこれ、二人で結婚式の復習をしていました。
「あれが良かったねえ、これがこうだったねえ」と。

結婚初夜の楽しみでありました。

二人とみんなで作ったものは、人生の宝物なのです。