こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

大学祭

「こんな早くから、あなたが行かなくてもいいじゃない」

「ううん、でも、、」

今朝の僕ら夫妻の会話でした。

今日は大学祭、

僕らは、授業のみんなでフリーマーケットを出店するのです。
言いだしっぺは僕。

今年の授業は大学の特別予算がないので、
自分たちで資金造成もしなければならず、
大学祭でお金を稼ぎ、講師費用などに充てようと考えたのです。

それとともに、
大学祭に参加することで、みんなの仲が深まればいいなあ、とも
思っていました。


朝一に大学へ、
みんなが来るのを待ちつつ、考えました。


僕は、どうしても自分で動いてしまう、
本当はもっと任せてもいいのかもしれないけども、
学生のみんなにも都合があるし、、
言ったからには動かないと、と思ってしまう。

妻さんは言っていました。
「先生が店番していたら、学生さんもやりにくいでしょ
 あなたが いないことはみんなのため、なのですよ」と。

これも一理あるかも、なので難しいですね。

でも、
口ばっかりの人、
丸投げの人にはなりたくない。
しかし、みんなが積極的に関わるようにしたい。

そんなジレンマも思っていました。


そして、
今日一日が終わり。


学生のみんなもよく頑張り、
品物を持ってきてくれた卒業生も売り子さんになってくれました。

僕のジレンマは杞憂だったのでしょう。
みんなの力で、よくできました。


ちょっとずつの
物を集め
力を集め
時間を集め
祭りはできるのだなあ、と思うもの。


僕は、いたらいいけど、いなくてもいい
そんな感じでした。

(補足ですが、担当になってくれた学生さんは、
 本当によく準備してくれました)