こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

30回の積み重ね


早いもので最後の授業、30回目、よくここまで来たもの。

前年度の学生も
ずっと一緒に企画運営してきた老先生も来てくれた。

老先生は、学生のレポート報告を聞き
「久しぶりに勉強しました」と、自分の講義に行かれた。

この気持ち素晴らしいなあ
僕もそうありたい。


手前味噌になってしまうが
受講生の感想もそれぞれだった。

卒業する4年生は
「3年関わったこの授業のことを思うと、涙が出そうになった」

「4年間何を受けたかなって感じだけど、
 一番思い出に残る授業だった」

「たくさん考えたから、もう動きたい」
それぞれに語ってくれた。

1年生は
「危うく、大学を舐めるところでした」と。


帰り際、
ある学生さんが僕にマフラーを巻いてくれた。

「サッカーで試合が終わると、ユニフォーム交換しますよね
 あれやりたくて」と、

彼のこの感覚好きだなあ。
彼は既に僕のマフラーを巻いていた。

お互い、マフラー交換して写真に収める。
いい顔だ。


「場所を作る
 それぞれの当事者性を大切にする」

こんな授業になったかな

今年もいい仲間に恵まれた。何よりだ。
お疲れ様でした。