こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

今日の踊り


今日は妻さんから早く帰るよう
厳命があった。

最近の寺子屋で気になること、
特に人間関係とコミュニケーションについての話し合いを設定したのだ。

僕はその際の通訳をお願いされていた。

生徒と妻さんの話は進み、お互いの問題点が見えてきたとき
ある生徒が言った。

「みんなで謝ろうよ、いい?
 せーの、でやるよ、せーの…」と。

僕は、うるうるしてしまった
他人の苦しさを感じられるって素晴らしい。

そして、
改めてコミュニケーションの課題を感じた
これに向き合わずに寺子屋は成り立たないだろう。

妻さんの一生の課題とも思う
であるなら、僕も僕で引き受ける課題でもある。


同じ課題を共有する教師と生徒、
この関係が軸にあるのが「妻さんの寺子屋」なのだ
ここは当事者がつくる学びの場。


話し合いが終わり、
卒業パーティーのダンス練習となる。
真剣な話し合いの後だったためか、みんな生き生きしていた。

AKBの「ヘビーローテーション」、
妻さんも僕も踊ることになった。

妻さんは
「『かぎやで風』と『ヘビーローテーション』が混ざりそう」と
言っていたが、
妻さんもまた生き生きしていた。