こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

沖縄と鎌倉


この週末は、友人の結婚式のため実家へ

さながら同窓会の様相になる
結婚式もいい
昔の友に会うのもいい
楽しかった

翌日は友人夫妻の赤ちゃんの初参りに立ち会う

「ああ、よかった!」

お父さんの言葉がなんかよかった。


帰り際、少ない時間だったけども
お祖母ちゃんとも話す

「空襲があったのは、昭和20年の5月27日と28日
 みんな燃えちゃったのよ」との話

驚くほど具体的で鮮明な記憶に気付かされる
当時の日記があるわけではないだろうに、
日付も場所も出来事もハッキリ覚えているのだ。
それほどの体験なのだろう

ついつい僕も
「妻さんのお祖母ちゃんからは、こんな話を聞いた、云々」と
沖縄戦体験のことも話してしまう

「本当に気の毒にねえ、沖縄は大変だったのよねえ」とお祖母ちゃん。

ともに90代、質は違えども世代共通の体験だろう

沖縄と鎌倉、祖母同士の橋渡し役になっているようでもあるが、
願ったりの役回りだ。


そして、沖縄へ

空港には控えめな妻さんの姿、
そして、空港を出た時の空気、

ああ、沖縄だ。




海棠の花 いま咲こうとしているつぼみがいい



近所の桜
母曰く「小学生くらいの桜」とのこと
確かにエネルギーが溢れている咲きっぷりだ