こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

我らの牧場


日記を読み返すと、ブログを始めて1年が経ったことが分かる。

好き勝手書いて1年、
これからも、無理なく書けるようにしたい。

さて、昨日の授業では、自立生活をしている筋ジストロフィーの方を訪ねた。

退院と自立生活についての話になる。
「地域の生活にあこがれて、親を無視してまで病院を出ました」とのお話。

「どう生きたいのか」が出発点なのだと強く感じる。

最後に学生から「単純な質問でごめんなさい、今は幸せですか」と質問が。
いい感じだった。

家に帰ると福岡の小学校の先生からお便りが来ている。
同封されていた、水俣病に取り組んだ医師原田正純さんの訃報特集記事を読む。

「…先生は非常に開放的な方で、
 広い牧場に牛が放たれたように人の心を伸びやかにし
 遊ばせてくださいました。…」

石牟礼道子さんの一文に惹かれ、妻さんに伝えたところ、早速万年筆を走らせる。
さすが、我が家の画伯。イメージが絵になっている。



「我らの牧場」

広い牧場で伸びやかに遊んでいきましょう。



参考までに西日本新聞の記事