こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

週末


お世話になっている先生の80歳の集まりに御呼ばれしていたため、妻さんと東京三鷹へ。

先生は若い頃インドで学んだことが決定的な体験となり、
ガンディ思想の研究者、実践者として歩んでこられた方。

僕は直接教わったことはないのですが、

8年前に伊良部島の集まりで出会い、
不思議と気の合う所があり、先生のお宅へお邪魔したり、実家に来ていただいたこともありました。

お会いした時は、
インドのことや、先生の宗教観、祈りと沈黙の世界について
穏やかに、芯のあるお話をしてくれます。

今回の集いでは、卒業生が先生とのことを話し、
最後に先生が今考えていることを穏やかに話しました。

「しいたげられた人々の中に歴史の証言と驚くような思想があるんですね
インドの証言ですよ、ガンディ、マルティンルーサー・キング、マンデラに続いています」と。

「迷ったとき、ここで学んだことが原点になっています」と卒業生

みなさんにとって、先生との出会いや大学での学びが
その後の人生の価値観に大きな影響を与えていることを感じるものでした。

みなさん丁寧に生きている感じがしました。

妻さんは
「あなたもお世話になっている先生方の節目には何かやったらいい」と言っていましたが、
僕もそんなことを考えていました。

やはり、若いころ、学生時代の出会いなのでしょう。



森とともにある広大なキャンパス


みなさんとカレーを頂く