こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

座り込み企画 続編


座り込み企画のお話です。

実は昨夜、ピンポン玉おにぎりの話に感心してしまい、
お米屋さんを訪ねていた。

するとこんな話をしてくれた。

「おにぎりを作っただけですが
 学生さんが新聞記者さんを連れてきて
 話を聞きたいって言うんですよ」

そして次のような話を記者にしたという

「私は県外から嫁いだから、基地を見るのも初めてで
 広いなあ、と思ったんですが

 地図を見たら『本部(もとぶ)』っていう地名があったので、
 そこに基地の『本部(ほんぶ)』があるんだと思ったんです」

「私は難しい話はできないし、
 おにぎりを握るくらいならね、と思って作ったんですがね
 でも変なこと話しちゃいましたね」とのこと。

こんな話を聞いていたから
今朝の新聞は興味津々だった。

すると、しっかり載っていた。
泊まり込み企画のこととともに、おにぎりのことも書いてあるではないか。

本部のくだりはなかったが、
記者さんも温かいつながりを感じたのではないかと思う。
生活感覚のある話がいい。


そして今日のこと。

お昼休みに座り込みの場所を訪ねると卒業生の姿が。
「実家の梨です、どうぞー」と頂いてしまった。
梨のみずみずしさは格別だ。

帰りがけ、再度訪ねると以前の同僚の姿が。
新聞を見て来てしまったとのこと。
仕事のあと、1時間以上かかっただろうに。温かいなあ。

そんなこんなで
事の問題とともに、集まる人のことばかり気になってしまうのだが、
みんなが寄っていく企画はやっぱりいいものだと思う。

あと1日、
事故なく、身体を崩すこともないことを願いつつ。



ムヒにピントが合ってしまったが、ピンポン玉おにぎり。
「妻さんとどうぞ」と頂く。
やっぱり小さい。