こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

ひょんなことからスナフキン


聴こえない子どもが在籍する小学校にて妻さんのお話会があり、
僕もお供する。

下駄箱には
「ようこそ妻さん」
「ようこそスナフキンさん」とある

首から下げる入校許可証も
「古波蔵スナフキンさん」だった。

妻さんの漫画に
スナフキン」という名前で僕が出てくるので
それを使ってくれたという。

粋な計らいをしてくださるなあと思い、
先生にお会いする。

話をしていると、、
ご主人は同じ大学の教員だったという。

あれ、、と思っていると
僕もとてもお世話になった先生の奥様だったのだ。

お互い驚き、その話をしたかったが、
僕はオマケで来ているので、我慢。
「ああ先生、、こんなところで、、」と思った。

妻さんのお話会も楽しく終わり、
給食のとき、子ども達から

「古波蔵スナフキンって本当か」と聞かれる

「そうだ、ここに書いてあるだろ」と許可証を見せる。

みんな驚いていたが
ここまでやったら、スナフキンに成りきるしかない。
興味津々でいろんな質問がくる。


こども「ムーミン谷から来たの」

僕  「そうだよ、ちょっと遠かったけどね」

こども「ムーミンとは仲いいの」

僕  「たまに喧嘩するけどね、仲イイよ」

こんなやりとりが続き、
みんなにスナフキンとして認められることになる。

しかし、
帰り際、名刺が欲しいということになり
渡したら、名前がスナフキンではないことがバレてしまった。

でも、名前が二つあるという事情を説明すると
すんなり納得してくれ
名刺に「スナフキン」と書き加えてくれた。

名前はいくつあってもいい、
自分で作ってもいいと理解してくれた、ということにしよう。


ひょんなことからスナフキン
楽しい時間でした。