こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

遅刻の勇気

朝起きて、ごとごとやっているうちに、
お寺のお勤めの時間になってしまう。

もう間に合わない、
今から行く勇気もない、止めておこうかと思っていたら
「私も行こうかな」と妻さんの一言。

それなら遅刻しても行ける。
お寺では「よく来たよく来た」といつも以上の歓待をして頂く。

お茶を頂き、ご飯を頂き、お経を読んでおいとまする。

「最近、子ども食堂が注目されているけど
 お寺は昔から子ども食堂をやっていたんだよね」と彼女は言う。

なるほどだった。


夕方、那覇空港にて
「これどうぞ」「これはお義父さんに」とチョコを頂く。
父へのチョコは初めてだ。


「食」には生命維持以上の意味がある。
ともに食べることは人間の基本なのだろう。

チョコをあげることも何かあるかもしれない。