こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

それぞれの事情

8月6日
広島の原爆の日だ。
沖縄の大学でお世話になった方より
これは古波蔵さんがやっていたことと通じるのでは、と記事を送ってくださった。

広島に被爆体験を聴くバーがあるというのだ。
https://mainichi.jp/articles/20170719/k00/00e/040/319000c?fm=mnm
広島に居たら訪ねてみたかった。

バーに限らず、被曝体験に限らず、
日常の中で、じっくりお話を聴く機会をつくりたい。

8月7日
妻さんの誕生日。
何が欲しいか、どんなことをしたいか、と尋ねるも

「欲しいものは特にない
土日2日間私と子どものために居てください、それだけです」と。

食事をつくり、子どもにあげるも
イヤイヤと払いのけられること数回。
しかし、せっかく作ったのだから、とついつい、食え食え、と差し出してしまう。

こうなるともうダメ。雰囲気最悪だ。
子育てのコツは意地っ張りにならないこと。
お互いそれぞれの事情を生きているのだ。
無欲になれるよう、精進なり。

いい1年にしていきましょう。

付記:
誕生日の夜、妻さんは
「私の言葉を真に受けて、
 本当に何も準備していないのか」とショックを受け、
やさぐれていました。
色々な気持ちが交錯する一日でした。