こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

朝の時間

・ブランド考
「これ面白かった」と父が本をすすめてくる。
マツダBMWを超える日』(山崎 明 講談社α新書)
という自動車メーカーのブランド戦略について書いた本だ。

いわく、
ヨーロッパ車はプレミアムブランドを育てているが
日本車はブランドを育てられていない。
ブランドを抽象的で曖昧な概念で捉えており、
一貫性がないというというのがその主張だ。

しかし、マツダ車は明確なメッセージがあり、
プレミアムブランドに成長する可能性があるというのだ。

かつて、僕がマツダで働いていた時、
ブランドをいかに育てるか、という話がよくあった。

そういうものか、とあまり真剣に考えていなかったが、
こうして本を読んでみると、なるほど、と思うものだった。
かつて一緒に働いていた人たちの尽力があるのだろう。

今の仕事で「ブランド」を考えることは殆どないが、
自分の価値観、目指すものを意識して働こうと思った。

・朝のお勤め
地元に帰って来てから、やりたいな、と思っていたことがいくつかある。
その一つが、朝のお勤めだ。
時間に少し余裕ができたので、大きなお寺の朝のお勤めに顔を出している。
早朝4時に起き、読経と仏具の扱いなどを教わる。

沖縄でもお寺に出入りして、いろいろ教わったことを思い出す。
何かを身に着けるためには、その場所に行くことが一番だ。
どんな分野でも一人で学べることには、限界があるのだ。
細く長く、継続を心がけてやっていこう。