こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

おいでおいで

この間のことをいくつか。

・言われてなんぼ
昼休みに学生と雑談。
聴覚障がいと支援について研究している友達がいるとのこと。
「その人は男性?女性?」と僕が尋ねると
「男性・女性で判断するのは良くないですよー」と
間髪入れずに反応がある。

えっと思ったが、支援と性別について先入観があることを痛感した。
言われて気づくことがある。言われてなんぼだ。

・研修会
3年間、9回の教職員研修も終了。
これですべての職員が聞いてくれたことになる。
はじめは緊張でガチガチだったが、少しは慣れたかな。
話すことで人は成長するのだ。
これからは次の人たちが話す機会をつくっていこう。

・出版記念会
先生の出版記念会に顔を出す。
50年間編集に関わっている方が
「体験したことを書く姿勢は一貫している」と評していた。
先生にとっては、書くことは生きることなのだ。
僕も出会った人、起こったこと、日常を書けるようにありたい。

・おいでおいで
妻子とテレビ電話で話す。
見知らぬおばさまから、ミッキーのキーホルダーをいただいたという。
「おいで、おいでして、もらったんだよ」とミッキーを見せてくれる。
この世代は、何処にいても「もらう世代」だ。
たくさんもらって、いつか誰かにおいでおいで、できるようになってほしいな。

・旧友との再会
12月は旧友との再会がいくつかあった。
子どものこと、親の健康のこと、自身の体調のこと、そして転職・引っ越しも。
同じ時を歩んでいる仲間だからこその親近感がある。
若い時以上にこのつながりは大切だな、と思った。

あっという間に今年も暮れそうだ。
生きることの奥深さを感じる一年になりそうだ。