こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

はじまりの日

一昨日、我が家に第2子、第3子がやってきました。
連絡を受けたときは葬儀の準備をしている時でした。

そして、葬儀の途中に「無事誕生」の連絡あり。終えてから急いで空港へ。
「亡くなる人あれば、生まれる人もある、忘れられない葬儀になりました」
と檀家さんが仰ってくださり、恐縮でした。

飛行機では、前の席に沖縄の大学でお世話になった先生がおり、
「めでたいのでさっき買った宝くじをあげよう」
と頂いてしまいました。
その5列前には別の先生、空港を出るとまた別の先生がおり、不思議な偶然でした。

病院に到着し、まずは妻さんと対面。
真っ白な顔でぐったりしており、本当に大きな仕事をしたんだな、とほろりとなりました。
本当にお疲れさまでした。

そして、赤ちゃんたちとも対面し、抱っこ。
ズシっと重く温かく、よく来てくれたね、と思うものでした。

この子達が家族の雰囲気を変えてくれることは間違いないですが、
いつか僕たちを越える日が来るでしょう。
その時まで父と母は頑張るよ。と改めての覚悟のような気持ちが芽生えました。


そして、今日は僕の39回目の誕生日。
自分でも忘れるほどでしたが、これからは僕の誕生日のイベント性は
低くなっていくでしょう。

祝われる人から祝う人へ、これもまた自然の成り行き。
これまで大切にしてもらったものを、次の人たちに渡していきますよ。
最初の大きな仕事は「名前」なり。