こはぐら通信~古波蔵太朗の日々~

沖縄に12年、地元に戻ってきました。日々の記録を綴っています。

ハチの一撃

・久しぶりの再会 大学生の頃お世話になった方に10数年ぶりに会う。 就職の時や、その後沖縄に行く時も励まして下さり、 沖縄にも来てくださったのだ。 先生にも会ってくれ、そのまま授業で話したことも思い出す。その後も世界各地でお仕事をしており、 お会…

深夜のコオロギ

深夜2時に目が覚める。 コオロギの大合唱だった。蝉の声はなし。 4時になると、ヒグラシの声がよく聴こえた。 しかし7時になると、アブラゼミの大合唱。暑い日々だが、一日のどこかに秋と晩夏が潜んでいる。 いつかは、彼らが主役の時が来るだろう。

にわとりの訪問?

最近のことをいくつか・こっこ 「今日こっこが来たよ」と妻さんが言う。 何のこと?ニワトリが来たのか、と思っていたが、 歌手のコッコさんがわが家に来たという。お義姉さんの友人がコッコさんと親しいらしい。 お義姉さんが、あのお寺を訪ねたらいい、と…

イヤなことはイヤ

夜のひと時、子どもの歯磨きをしてオムツを替えて、寝る準備をする。 昨日は、何かと理由を付けてイヤイヤと逃げ回る。僕らは早く寝させたいので、あの手この手で 着替えを促すが、どうにも埒が明かない。 最後は、強制的に服を着させる。しかし、我が子は憤…

訃報面より

ここ数日のことを ・子連れ出勤 先日の講座にて、閑話休題ということで 出勤時に子どもが一緒に行きたがって、、、と家庭の様子を話す。皆興味津々で聴いてくれ、 「全然かまわないですよ、一緒に来たらいいですよ」と同僚 「私もお世話したい」と学生。実際…

朝と夜のひととき

今日はいつもと異なるキャンパスで講習会があるため、 ゆっくり家を出ました。 朝ご飯を家族3人で食べ、子どもと遊んでから出発。家を出ようとすると 「一緒に行く!ヒドい!一緒に行く!」と子どもが懇願し 最後はナミダ、ナミダの別れとなりました。仕事場…

街に出る

地元の手話サークルに初めて顔を出す。 バス停までご近所さんとおしゃべりしながら歩き、 バスでは檀家さん3名に遭遇し、ご挨拶。 手話サークルでは、小学校の時の先生と思しき方がいらした。 話しかけられなかったが、次回話してみよう。帰りは、和菓子屋に…

働き盛り

最近のことを・徐々に広がる 支援技術の相談にてある大学を訪ねると、 「ここ数年で急に盛り上がっていますね」と僕の大学をほめて下さる。 これは嬉しかった。夏休みに勉強と交流をしましょう、と次につながる話になる。 大学に帰って、早速学生に伝えると …

アメフト問題

最近のことをいくつか・あじさい 自宅裏の斜面の草刈りを行い、アジサイの苗を植えている。 20以上は植えたが、果たしてどれくらい根付くか。 2,3年後に花が咲くかな。たのしみだ。毎日斜面に登って作業をしているので、 お隣さんも影響されたようで、斜面…

春の風物詩

・歓迎会にて 大学の新入生歓迎会に妻子と顔を出す。 我が子は大人気で、新入生以上に歓迎してもらう。 申し訳ないやら、うれしいやら。帰りの電車にて、 「昨年よりも手話ができる人が多くなったね。皆上手になっているね」と 妻さんの感想。これは嬉しかっ…

心に突き刺さるひと言なり

最近の我が子は 様々な言葉を覚えて、よく話す。これまでは、やりたくない時は 「○○ナイヨ」と言っていたが、「痛い」「寒い」「臭い」を駆使して、 断わり文句が言えるようになった。歯磨きが嫌な時 「痛い!痛い!」と言い 着替えが嫌な時は 「寒い!寒い…

序列2位

朝起きて、我が子のオムツを変えようとするも 「ママが、ママが、」とイヤイヤの様子。 ここ数週間、おむつを替えさせてくれない。既に同性介助が基本になっているのだろうか、と 冗談半分で妻さんに尋ねると 「我が子の中で、役割分担があるんじゃない」と…

夜の1時間

仕事から戻ってくると、子どもと妻さんが迎えてくれる。 平日に子どもと遊べるのは1時間弱。夜ご飯を食べながら、 「今日は誰に会ったの?」と尋ねるのが僕の日課。「じいじ会ったヨ」 「わんわん会ったヨ」 「とっち(友だち)会ったヨ」と熱心に応えてくれ…

実現 やりたかったこと

イベント盛りだくさんの1日が終わる。 昼はお寺の法要があり、友人を法話講師にお招きする。 大変分かりやすく、かみ砕いて話して下さり、妻さんは 「今まで何のことか分からずに読んでいたお経の意味が分かった」 「この方のお寺の檀家さんは、いつも分かり…

楽しみ3つ

朝、子どもに起こされる。「おはよう!」と言うも、反応なし。 お気に入りの熊人形に 「おはよう!」と言わせるも、反応なし。2,3回繰り返すも、「おはよう」の言葉は聞こえず。そして、 「こんばんば!」としたり顔。驚いたがこんなことを言えるようになっ…

春の一日

気持ちのいい春の一日、午前中に妻子と海まで散歩する。 途中の駅前で、ウェットスーツ姿の先輩風大学生と初々しい新人風の学生がいる。 大学ウィンドサーフィン部の試乗会だ。20年前、ぼくもこの時期は駅前で新入生を待ち、 海まで引き連れていったものだ。…

沖縄からの便り

・大家族になる 沖縄より義両親とお義姉さん一家が来訪、そしてお泊まりしてくれる。 「このメンバーで暮らせたら子育ても楽なのにね」とお義姉さんの一言。 同感だった。最後の夜は、我が家で実家家族も含め12名の食事会。これも楽しかった。 「次は何を目…

役割の変化を感じながら

2月中旬のことだが、祖母が亡くなった。 90を超えても元気で、お客さんや檀家さん、電話の対応などを担っていたが、10月に体調を崩し入院していた。入院後も元気ではあったが、すこしずつエネルギーが低下していることもわかり、いつかの時に備えなければ、…

沖縄にて

・フライング卒業式 卒業式に顔を出すため、妻子とともに沖縄へ。 と思ったら、卒業式が1週間延期されたとのことで、大学はいたって静かな様子。 「久しぶりですね、沖縄で何か予定があるのですか?」と会う人々に話しかけられる。残念だが、馴染み皆さんと…

桜島のそばに

一昨年亡くなった親友の墓参のため、友人2家族と鹿児島へ。 お母さんにもお会いし、彼の思い出話を伺うことが出来た。病状は厳しくなり、本人も周囲も覚悟しつつも、 皆を励まし、感謝の気持ちを持ち続けていたという。 また、僕らのことも話題に上ることが…

ノリノリ 投げ投げ

この週末のことを ・アジフライ 妻さんと総菜コーナーを巡り、アジフライをかごに入れる。 直後、妻さんより 「アジフライよりコロッケにして頂戴、コロッケなら子どもも食べるから」と。 子ども第一の食卓になりました。・豆を投げる喜び 節分の夜は、実家…

続けること

1月もあっという間に過ぎていく。 この間のことをいくつか。・妻の不在 妻さんが家を空けることになり、僕と子どもは実家に泊まることになった。 最初は緊張気味だった我が子も次第に慣れて、ご機嫌でワーワー、キャーキャー。 実家の皆に大層可愛がられてい…

1月上旬のこと

ここ最近のことをいくつか・友人の訪問 沖縄時代の友人家族が来訪し、皆でワイワイしていました。 次第にゴロゴロするようになり、あの時は自然とじゃれ合いがあったなあと 懐かしい思いでした。名残惜しい気持ちで解散。・誕生日 38回目の誕生日を無事に迎…

連用日記

正月三が日が終わり、あっという間に仕事始めになってしまった。 今年は、5年連用日記の切り替えの年でもある。過去5年(32〜37歳)を振り返ってみると、 5年前に沖縄の大学で障がい学生支援の役に就き、 4年前に沖縄県内大学のネットワークを作ることが出来…

無我夢中の

あっという間に今年も終わりだ。 いくつかふり返ってみよう。仕事では、聴こえない学生のサポートに取り組みんだ。 多くの学生が集まり、和気あいあいの雰囲気をつくることが出来た。 これからさらに広がっていきそうな予感もある。 一つ一つの仕事を大切に…

慢心するべからず

・慢心 月一回程度、研修講師の機会を頂きます。 いつもは、妻さん相手にリハーサルをして本番に臨むのですが、 いつも話している内容だから、と リハーサルなしで話してみると、全然ダメ。言葉ばかりが多くなり、 時間が足りなくなり、 反応はよろしくない…

12月の日々

・引っ越し 沖縄から戻り1年半。そろそろ、ということで実家のすぐ近くに引っ越しました。 15年前に実家を出て広島、沖縄と各地に暮らし、戻ってきたわけですが、 帰る場所があるから、旅立つことが出来たんだなあ、と改めて。 この間、10回くらいは住民票が…

逃げ込み場所とぐったり妻

1、父子の生活 2日連続で妻さんに用事があり、僕が子守りをすることになる。 初日は近くの公園で遊んだり、スーパーに買い物に行ったりしているうちに 妻さんが帰宅、ホッと一息。2日目は、もうネタがないので実家に駆け込むことに。 家族が相手をしてく…

タマゴを温める

・小さな学び 先生から上映会のお誘いが届く。 戦後鎌倉のお寺につくられた「大学」、 鎌倉大學・鎌倉アカデミアの記録映画の上映があるという。先生と並んで映画鑑賞し、在りし日の鎌倉大學の雰囲気を味わうことができた。 地域の中に学びの場を、というの…

再会する

・ヒロトに会う 大学祭で賑やかなキャンパス。 ウロウロしていると、いろいろな学生から 「買ってください、見ていってください」と 声をかけられる。 2年前、この大学に来たときは親しい学生も皆無だったため、 眺めるだけの大学祭だった。知り合いがいると…